ゲーミングPCって、結構高いですよね。
PS4は数万円で買えるのにPCは20万とか・・・
PCなのでゲーム機よりも値段が高いのは仕方ないとはいえ
やはり、できる限りコスパのいいものを買うべきだと思います。
この間「PCゲームがしたい!」という友達がいたので、PC屋店員の友人と一緒に相談に乗ってあげていたのですが
めちゃくちゃ割高なPCを買おうとしていて、慌てて止めました!笑
正直今のゲーミングPC業界は、PCに詳しくないお客さんに割高な商品を提供しているお店が結構あります。
その友達には、コスパのいいPCを紹介してあげたのですが
「相談されてなかったらどうなっていたことか・・・」と思いました
この出来事があって「PCに詳しくないけど、ゲーミングPCを買おうとしている人」が結構いるのかな、と思いました
「ゲーミングPCを買いたいけど、周りに詳しい人がいない・・」という方に向けて
PC自作マンの僕が、秋葉原のPC屋店員の友人と、徹底討論して出した2019年版コスパ最高のゲーミングPCを紹介します!
今回は、今流行りのフォートナイトやAPEXを低~中設定で遊ぶときにちょうどいいミドルクラスのPCです!
高設定で遊びたい方はこちら!
【2019年】コスパ最高のBTOゲーミングPCは?PC屋店員とPC自作マン2人でガチで選んでみた!【フォートナイト・APEX 高設定】
Contents
BTOパソコンを選ぶときに重要視してほしいポイント
BTOパソコンを選ぶときには、以下のようなポイントでPCを選ぶといいと思います!
- CPU・グラボは十分か?
- ストレージはSSDか?十分な容量か?
- メモリはやりたいゲームに十分か?
- 電源は十分か?
- WindowsOSは入っているか?
- ケースにファンが何個つくか?(冷却性能は十分か)
- 保証は充実しているか?
結構絞ったのですが、多いですね。大事なところだけ軽く説明します。
CPU・グラボは十分か?
CPUはパソコン全体の処理、グラボは主にグラフィック関係の処理を行います。
これらは知っている方も多いと思いますが。後ほど詳しく解説します。
ストレージはSSDか?十分な容量か?
データを保存しておける容量です。
「SSD」あるいは「SSD+HDD」というものを選びましょう!
とにかく、SSDがメインになっていることが重要です。
SSDを採用すると、PCそのものの起動速度が爆速になり、ゲームやその他ソフトの起動などもスムーズに行えるようになります!
(今から買うならHDDはありえません。最近はM.2というさらに高速なものも出てきましたが、BTOPCではあまり見ないうえ、コスパも高くないのでSSDが最適です。)
容量は、こんな感じのイメージで見ておいてください
- 240㎇くらいあれば当面は困らない
- 余裕を持たせたければ500GB
- 大容量のHDDつきのものを買えば、240でも十分
よくわからなければ、後でおすすめのものを紹介するので見てみてください!
メモリはやりたいゲームに十分か?
メモリは、PCが短い間データを保存しておくところです。
ゲームをしているあいだは、ここにゲーム内の画像などを保存しています。
メモリが不足するとゲームの動作が重くなったり、落ちてしまったりします
フォトナやApexなら、基本的には8GBあれば動きますが、ゲーム以外に、ブラウザなどを使うのであれば、余裕をもって16GBにするのをおすすめします。
電源は十分か?
ミドルクラスのBTOPCは、電源容量が500Wに設定されていることが多いです。
電源容量を増やすと、より高性能のPCパーツを動かすことができるようになります!
もし将来グラボやCPUを変えてみたいという方は、650Wくらいに変更しておくと安心です。
逆に、PCパーツを変えるつもりがないのなら、500Wで問題ないです。
僕は高性能よりのPCをピカピカ光らせていますが、650で全く問題ないです。(GTR2070・i7-9700K・メモリ16・LEDファン4基・SSD2個など) もしこれ以上のハイエンドよりのPCを作りたいなら、マザーボードやクーラーも変えるべきであり、新しいPCを組んだほうがいいです。
なお、電源は変換効率によってランクが分けられていますが、普通に使うのであれば、高級電源を使った電気代の節約分より電源そのものの差額のほうが大きいので、ひとまずは標準の電源でいいと思います。
ちなみに、壊れるリスクを気にするのであれば、(基本的には大丈夫だと思いますが)ちゃんとしたメーカー製の電源への変更はありです。
そのほかの基準に関しては、頭の隅に置いておいてもらえればいいです。
低~中設定で遊ぶ場合のゲーミングPCの性能
低~中設定で遊ぶ場合、CPUやグラボはミドルクラスのものでオッケーです!
僕は1世代前のグラボGTX1060でフォートナイトを遊んでいましたが、中設定で全く問題なく遊べました。(平均FPS80~100程度)
今は世代が1つ進んで、その時より性能が上がっているので余裕ですね!
中設定で遊ぶときに今一番ちょうどいいスペックは、これくらいです!
推奨のスペック
- CPU:Corei7-8700
- グラボ:GTX1660ti
人によるとは思いますが、ミドルクラスならば僕たちはこれがベストだと思いました。
PCゲーム屋店員の友人曰く、このあたりが、最も売れていてコスパのいい価格帯だそうです。
それぞれ軽く解説します!
グラボ
2019年現在、グラフィックボードは「ミドルクラスグラボの星」GTX1660Tiが圧倒的におすすめです!
1世代前の高性能機だった「GTX1070」以上の高性能であるにも関わらず、価格が安いというコスパの鬼です。
フォートナイトの中設定なら、簡単に100FPS以上出してくれるでしょう!
PS4よりはるかに綺麗な画質で、高いFPSを維持して遊べるので、ゲーミングPCの良さを存分に味わうことができます!
CPU
ゲームをするうえでCPUは、「グラフィックボードの性能の足を引っ張らないか?」という点が重要視されます!
CPUがしょぼいと、どんなにいいグラボを積んでも十分な性能が発揮できません・・・
今回選んだCorei7-8700は「ミドルクラスグラボの星」GTX1660tiの足を引っ張ることもなく、性能が高すぎもしないピッタリのCPUです!
ゲーミングPCを購入するときは
実現したいグラフィックに合わせてグラボを決める
→グラボに合わせてCPUを決める
という流れが鉄板です!
今回も
フォートナイトやAPEXが中設定で遊びたいからGTX1660Ti!
→CPUはCorei7-8700!
という流れで選びました。
おすすめのBTOパソコンは?
以上を踏まえて、コスパのいいBTOパソコンを選んでみました!
2019年現在、BTOパソコンをコスパで見るならドスパラとツクモの2強です。
その中でも、PCの性能に注目するなら、圧倒的にドスパラのコスパがいいですね。
そして、この2つのサイトを見て、PC自作マンの僕とPC屋店員の友人で議論した結果
ミドルクラスで一番コスパがいいのはこのPCという結論に至りました!
GALLERIA XT
スペック
- CPU:Corei7-8700
- グラボ:GTX1660ti
- メモリ:8GB(16GBにアップグレード推奨)
- ストレージ:500GB SSD + 1TB HDD
- OS:Windows 10 Home 64bit
非常にバランスがいいです!
よほど重いゲームをしないならスペックは十分でしょう。
10万円代前半でゲーミングPCを探しているならば、ベストだと思います!
ちなみにメモリだけは16GBに変更したほうがいいでしょう。
このスペックで自作で組んでもあまり安くならない(最安値・送料無料でパーツ買わなければ高くなるかも)くらいコスパがいい上に、保証もなくなるので、素直にBTOをおすすめします!
ツクモ G-GEAR
スペック
- CPU:Corei7-8700
- グラボ:RTX2060
- メモリ:8GB(16GBにアップグレード推奨)
- ストレージ:240GB SSD + 1TB HDD
- OS:Windows 10 Home 64bit
こちらは、ツクモのBTOPCですが、グラボが先ほど挙げたGALLERIA XT よりワンランク上のRTX2060になっています。
その分少し値段は上がっていますね。
ドスパラほどではないですが、こちらも高コスパです!
ちなみに、このツクモなんですが、電話サポートが優秀なことで知られています。
サポートが手厚いほうが安心という方は、こちらを購入するのもありだと思います!
CPUを変えてさらにコスパを追及する
実は、CPUに関してはもう少しコストダウンすることができます。
先ほど紹介した「Corei7-8700」と同程度の性能で値段が安い、 「Ryzen2700」というCPUあるので、それを採用すると安くなるんですね!
単純にPCのコスパを求めたり
動画・画像編集性能を求める方はこちらのRyzenがおすすめです!
ただし、そんなRyzenはいいところだけではなく・・・
- 単体コアの処理性能が抑えめ
- ゲームソフトの最適化がされていない
などの理由で、ゲーミング性能が10%ほどCorei7-8700より低いのです
しかし、ミドルスペック・低~中画質で遊ぶのであれば大きな問題はないというのが、僕らの考えです。
- FPS100出ていればストレスは感じない
- モニタによってリフレッシュレート数の制限があることがある
- ミドルクラスで144Hz以上に張り付かせるのは厳しいため、極めたいならどちらにせよ高性能機を買う必要がある
以上の理由から、安く上げたい場合にRyzenを選択するのは大いにアリだと思います!
Ryzenを採用したGALLERIA RV5
Ryzenを選ぶなら、グラフィックボードも1ランク上で同価格帯のこちらがいいと思います!
スペック
- CPU:Ryzen 7 2700
- グラボ:RTX2060
- メモリ:8GB(16GBにアップグレード推奨)
- ストレージ:240GB SSD + 1TB HDD
- OS:Windows 10 Home 64bit
コスパが非常に高いです!
2019年に入って仮想通貨のマイニング需要が減ったため、マイニングで多用されていたRyzenは値下がりしています。
今が狙い目というやつです。
Ryzenを選ぶと、価格を1ランク落とせるのがいいですね!
GALLERIA RT5
ちなみに、最低設定で遊ぶのであれば、以下のようなもので十分なパフォーマンスを出せると思います。
税抜き10万円以内におさまるので、だいぶ手が出しやすくなるのではないでしょうか?
ガチガチに楽しむというわけでなければ、十分です!
中~高設定で遊ぶ場合
中~高設定で遊びたい場合、相応のスペックが必要になります!
必要なスペックとしては
- CPU:Corei7-9700
- グラボ:RTX2070
あたりです!
こちらの記事に詳しく書いたので、気になる方は読んでみてください!
【2019年】コスパ最高のBTOゲーミングPCは?PC屋店員とPC自作マン2人でガチで選んでみた!【フォートナイト・APEX 高設定】
まとめ
今回の記事のまとめです!
- 中設定で遊ぶときのおすすめの構成は、Corei7-8700・GTX1660ti
- 一番のおすすめはGALLERIA XT
- Ryzenを使ってさらにコスパを上げるならGALLERIA RV5
コスパのいいPCを購入したら、余ったお金で周辺機器を充実させるとさらに快適になりますよ!
僕的には、お金をかけて一番効果が高いのはヘッドセットだと思います!
いい買い物をして、快適なゲームライフを送ってください!
それでは!